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◆『実(みのり)』のデザインについて
まっさらな土壌に植えた一本の苗は、水と栄養を与え愛情をもって育てると、やがてきれいな花を咲かせ、おいしい果実を実らせます。
2020年は私たちのこれまでの日常が一変し、大切にしてきたものを失った悲しみや新しい体制の中で生きる事への不安を多くの人が抱えることになりました。2021年はそんな人々の心に少しでも癒しを届けられるように、そして今の一人一人の努力が未来にきっと実を結ぶことを願ってデザインしました。
私たち職人にとっては、薩摩切子を愛し想い続けて下さるお客様の存在が大きな希望となり、いつも力を頂いています。
これからも皆様の心に寄り添いながら、共に明るい未来へと歩んでいけたら幸いです。
お猪口の口縁はひと手間かけて丸く仕上げてあり、口当たりも柔らかです。しなやかな女性の手にもよく似合い、上品さが醸し出されます。
お酒を嗜むだけでなく、おもてなしの際に前菜を盛る器としてもお使いいただけます。
島津紫という色は、島津斉彬の『紫釉捻子花紋御飯手茶碗』に使われている華麗な紫色に着想を得て、思い入れをもって作られました。上品さと華やかさをあわせ持ったお色です。
●包装などについてはこちらをご覧下さい。
●『薩摩切子の色の話』はこちら
